2025-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ミネバネ!現代アート@秋田県美&千秋美術館(2025秋田/青森紀行: 2)

秋田に来たなら藤田嗣治の『秋田の行事』だよな、と思って秋田県立美術館の展覧会を調べたら「ミネバネ! 現代アート」という、割と狭い意味での美術の展覧会が行われていたので、行くことにした。つまり、秋田県立美術館にやってきた第一目的は『秋田の行事…

どこまで行ってもフグが追いかけてくる(下関紀行: 9)

下関市立歴史博物館というところに行った。常設展として下関の町の歴史を展示しているほか、企画展として維新の志士たちと下関とのかかわりを展示した「幕末維新伝」というのを行っているのはいいのだが、常設展と企画展が完全に別料金になっていてセット料…

むしろ唐戸の賑わいのほうが何だったのか(下関紀行: 8)

道は唐戸のほうに向かって渋滞している。その反対、下関駅から各地に向かうほうの車線はそれほど混んでいないのだけど、下関駅から出るバスになるバスがその渋滞にはまってまだ下関駅に着いてさえいないという有様である。下関の市立美術館に行きたいので、…

全部同じに見える(2025秋田/青森紀行: 1)

鉄道の全線完乗を目指していた頃は鹿児島だろうが旭川だろうがどこへ行くにも鉄道利用だった。その先の旅程も全部鉄道だから乗車券をつなげたほうが値段が安くなるというのもあるし、その先も鉄道ならある程度時間が読めたほうがいいし、そもそも新幹線なら…

朝食の寿司を食べて終えてから昼食の刺身を食べる(下関紀行: 7)

約2時間ぶりにスマホと対面して、唐戸に行きたい旨を告げたら、車庫からもうバスに乗せてくれるという。御厚意に甘えて運転手さんと一緒にバスに乗り込む。そして9時57分に車庫から動き出した。9時57分というのは石原車庫前のバス停の発車時刻である。 新下…

静寂で音楽する

コンサートは不思議だ。ホールという外部から遮断された空間で、照明に照らされたステージのうえは音源で満ちているけれど、明かりのない客席は沈黙で満ちている。でも音楽はホール全体に不可分に広がる。 だから、ホールがステージと客席で構成される以上、…