2025-10-01から1ヶ月間の記事一覧

仕方なく飛行機にした

「えきねっと」の割引が取れなかったので仕方なく飛行機にした。「週末パス」がなくなったのだから仕方がない。同じぐらいの狭さのシートに2時間40分は厳しいが、1時間なら耐えられる。鉄道はあれば使うのにない。だから大阪へは高速バスを使うし、山形や秋…

なにもないのが一番いい

今年も近くの高校が文化祭をやっていた。自分が高校生だったころ文化祭を3年間サボり通すことに成功したのは高校3年間でひとつの信念を持って成し遂げたほぼ唯一のことだと言っても過言ではない。 家の近くで祭りをやっていたせいなのか、いつも行くドトール…

アクシー号と高速自動車国道と高規格道路と

鴨川シーワールドに行くのにアクシー号という高速バスに乗った。シーワールドの入場券がセットになった往復乗車券を売っているからである。あとは外房線は乗ったことがあるけど東京湾アクアラインを通過したことがないという邪な理由もある。 最近は使った飛…

北条政子は「演説」なんかしていない

北条政子で思い出すのは高校時代の日本史の先生で、「今のものの視点で歴史を見ると見誤る」と言う話の例で、「演説」は明治時代に生まれた言葉だから、北条政子は『演説』なんかしていない」という。歴史上の出来事を現代の視点で見るようなコンテンツはよ…

知らない町の夜道

『実存から実存者へ』を読むと落ち着く。たぶん特に「イリヤ」の説明のくだりとかをいろんな本で何度も読んだからだと思う。実家のような安心感とは違うけど、共有できるイメージがあることの安心感。 夜、知らない街でチェーンのコンビニを見つけたときの安…

叢書・ウニベルシタス

オペラシティアートホールのミュージアムショップでゴットフリート・ベームの『図像の哲学』を衝動買いした。5000円もしたけど、出版社品切れなのでしょうがない。 シリーズとしてはあの叢書・ウニベルシタスである。哲学書のコーナーに鎮座する、白・赤・黒…

秋の風物詩

谷川俊太郎にノーベル文学賞を贈らなかったことはノーベル賞財団の失策のひとつだと思っている。というよりも割と一定数の日本の「世論」を形成する側の(或いはそう自負しているだけ)人が村上春樹がノーベル賞の候補だと信じて疑わなかったように、私も実…

考えたくなったら美術館へ行け

びっくりするぐらい毎日頭に思考が浮かんできて何かを書く時期もあれば、びっくりするぐらい何も思い浮かばない時期があって、今は間違いなく後者にあたる。過去の旅行中に書いたものを書き写すことぐらいしかできなくて、それは別に書くことが頭に浮かんで…

あゝ青森駅(2025秋田/青森紀行: 9了)

青森駅に向かうバス停に長蛇の列ができていたので、三内丸山遺跡まで歩いてそこからバスに乗ろうと思った。三内丸山遺跡は始発だから確実に座れるはずである。それで三内丸山遺跡から青森駅行きのバスに乗ったら、美術館のバス停からは誰も乗ってこなかった…

まだ見ぬ青を求めて(2025秋田/青森紀行: 8)

西洋の有名画家の特別展ならともかく、そうでないときの美術館なら土日でも大して混んでないだろうと思って青森県立美術館に行くのを土曜に回したのだが、青森県立美術館に行くバスは三内丸山遺跡に行くバスと同じで、これは混むだろうなと思ってバス乗り場…