読者になる

SNSでもはてなブログでもnoteでもそうなんだけど、フォロワー数とか読者数を第三者に対して表示するのってなんのためなんだろうか。意味があることが嫌いな私が意味がないと思われることに疑問を呈することに違和感を覚える方もいるかもしれないが、みんな「この人はフォロワー数が多いからきっと面白いんだろう」と思って内容も特に吟味せずにフォローしたりするのだろうか。某大手新古書店が特に売りたいだろう本の棚に「話題の本!!」とか「みんな読んでる!」「まだ読んでないの?」などという脅迫じみたポップもどきを置いていたこともあったから、少なくない人数がそうなのかもしれない。

はてなブログの場合は読者数が「読者になる」というボタンに不可分的に表示されてしまっているので、読者に対して便宜を図ってくれているブロガーの皆様各位におかれては、不本意ながら読者数を第三者に表示している方もいらっしゃるかもしれない。私は貴方に読まれたいと思って書いている訳ではなく、従って読者に便宜を図るつもりもないから読者になるボタンを設置していない。しかしこちらのほうで読者になるボタンを消してもはてなブログが自動的に右上のほうに「読者になる」というボタンがあるので、どうしてもこのブログの読者になりたいという奇特な方はそちらから読者になっていただきたい。

ただ現状読者の数が増えようが一日のアクセス数は大して変わっていないので、読者になるというのはうわべだけで、きっと別に読者になったところでその大半はきっと読んでいる訳ではない。かくいう私がそうなのだから間違いない。