音楽評論家の吉田秀和は、カール・リヒターが指揮する『マタイ受難曲』を評して「この演奏のペテロの否認の場面で涙しない人がいたら、その人は音楽など全く必要のない人である」と書いた。私はその音源を聴いて幸いにも涙しなかったので、音楽は必要のない…
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