2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧

あくまでも「移動の手段」(広島紀行: 4)

福山から山陽本線の黄色い電車に乗って尾道で降り、この駅で観光列車「etSETOra」に乗り換える。今はまだ古くて黄色い電車ばかり走っているが、昨年からピンク色の新しい電車が走り始めていて、次に尾道に来る時は新しい電車に乗っているかもしれない。 観光…

今年はコレクション展に行こう

2023年に買った本がやっと読み終わった。しかし2024年に買った本は既に2冊読み終えている。昨日は本をそもそも持っていくのを忘れ、今日は本は持ってきたけど昼休みにドトールに持っていくのを忘れた。阿呆。今世紀最大の阿呆。 * 確かに今年は「◯◯美術館展…

推し活と百均のターミナルデパート上での偶然の出会い

さいきん百均でポストカードが入るA5サイズのシステム手帳のリフィルを買った。変にロフトやらハンズやらに行くよりポストカードやら何やらのいわゆる「推し活」グッズと呼ばれるものは百均のほうが整っているのではないかと思う。しかしそれは私が単に「推…

人物画にこめられた思い@ふくやま美術館(広島紀行: 3)

駅でコインロッカーを使うと金を取られるが、美術館に入ってコインロッカーを使えば金がかからない、ということに気がついた時は天才の思いつきだなと思ったのだが、ふくやま美術館に入ったらコインロッカーが見当たらない。後でパンフレットを見返したらコ…

広島空港を舐めていた

広島、というより福山に行ったのに新幹線を使ったのは空港から福山やら三原やら尾道に出るバスの本数が少ないうえの思ったより時間がかかることがわかり、羽田に行く時間と空港からの時間を考えると新幹線でも大差ないというか乗り換えの手間を考えると新幹…

駅弁と駅弁ならざるもの(広島紀行: 2)

東京駅から新幹線に乗るのなんていつ以来だろう、と思ったら一昨年の祖母の葬儀の時以来だった。去年は東京駅からは全く新幹線に乗っていなくて、東海道新幹線に乗ったのも、昨年4月に新神戸から東京に帰ってくるのに使ったその1回きりだった。つまり外が見…

先輩って意外にかわいい絵描きますね

最近イラストを描きたい欲しかないのでイラストを書いてばかりいて読書が捗っていない。イラストに関しては大学生の頃「先輩って意外にかわいい絵描きますね」と言われた程度のものを描く。10年前から大してうまくなっていないことは前にも言及したが、描い…

好きなのかもしれない(広島紀行: 1)

出発の日が近づくたびに、「なんで旅行なんて行こうと思ったのか」という後悔の念に駆られる。やるべきこと、食べるもの、その他いろいろの考えなければいけないことの多さに。でもどこか遠くへ行って何ヶ月もすれば「最近どこにも行っていないな」と思って…

出所

ここ数日間、外界から隔離されていた。隔離されている間に昨年発注していた色々なものが納品されたり、昔の知り合いから連絡が来たり、なにもこの数日に集中することないじゃんと思っていた。おかげで日常に戻るための準備と、隔離されていた間の振り返りな…

《ひまわり》ならいつだってみられるよ

SOMPO美術館に行ってきた。なぜ「混雑している」と主催者が言っている展覧会の会期末の土日にわざわざ言ったかというと有効期限切れ間近の招待券を頂いたからであって、そうでもなければそもそも行くべき展覧会のリストに入ってもいなかったかもしれない。し…

今日という日の存在を信じることができない

ある日、会社に行ったらみんなが当たり前のような顔をして働いていたり、始業の準備をしていたりしていて、それがなんだか恐ろしくなった。なんでこの人たちは、ここにいるのだろう。働くということに何の疑問も持っていないのだろう。自分もPCを立ち上げて…

ペットとか飛行機とか新幹線とか

飛行機にペットがどうこうという話だけど、個人的には東京~鹿児島とか東京~稚内ぐらいなら鉄道使ったら、としか思わない。紋別は鉄道がないから無理だけど。 初めて沖縄行く時、飛行機の乗り方がよくわからないので鹿児島辺りからフェリーが出ていないか調…

「弾ける」の範疇に入らない

『西洋美術史』(美術出版社)を読み終えた。A5版のやつではなくて、2021年に出版されたB4版で450ページぐらいあるまあまあデカいほうのやつである。読み通すのに2ヶ月ぐらいかかった。同じシリーズの『日本美術史』も持っていて、ちゃんと読み終えているの…

おぱんちゅうさぎを可愛いと思ったことがない

最近ようやくちいかわをかわいいと思えるようになってきたのだけど、おぱんちゅうさぎを可愛いと思ったことがない。これからかわいいと思えるようになるのかもわからないし、このまま一生かわいいと思わないのかもしれない。かわいいものは好きだけどおぱん…

来月のRM Re-Libraryが何なのかがトミーテックの新製品発表より楽しみかもしれない

今月のRM Re-Libraryが「上田丸子電鉄」らしい。上巻しか持っていなかったうえ、欲しい情報は下巻のほうに多く含まれていたので嬉しい。RM Re-Libraryというのは出版社品切れになった昔のRM Libraryを2巻まとめて1冊に復刊したというもので、一発目から『キ…

日常を生きるように旅をする

旅行に行くために費やす時間は少ない方がいい。だから旅行の準備をせずに本を読んだり、何かを書いていたりする。今のところ決まっているのは、行きの新幹線と帰りの飛行機、あとは泊まるホテルと、それぞれの日で訪れたい場所。あとはどこで何を食べるとか…

世界は何も変わっていなかった

軟禁されすぎると手で描いた絵をスキャンして取り込んでそれに色を塗るという行為を始めるということがわかった、ということがこの1週間の生態実験における成果だった。丸3日外出もせず寝込んでいたため読書の予定が大幅にずれ込んでいるにもかかわらず、…

一夜明ければ初春の仕事の続きをいたしましょ

五月の病気このかた引籠つてた姉もこの頃は不自由ながら家のなかの用が足せるやうになつた。で、いよいよ足ならしに外へ出ることになり、第一日は筋向ふのお稲荷さんへお詣りと話がきまつた。姉は附添ひに□□さんをつれて出かけた。すぐ戻るといつたのが思ひ…

モネなら別にいいか

熱は引いたのだけどまだ熱があるようなふらつきがあって、たぶんどっかの三半規管(こういう書き方が正しいのかは文系なので知らない)が完全にやられている。そして熱が引いた後も風呂にもシャワーにも入らなかったのだけど(どうせ誰にも会わないので)、…

人生で必要なことはすべてなにかひとつのことから教わる訳ではない

熱が37.5℃ぐらいなら家の中で黙ってPCに向かって作業するぐらいの仕事はできるのであって、しょうもない営業電話の相手をしたり、社員からのPCが使えないとかExcelの使い方がわからないとかネットが遅いとか(繋がらない訳ではない)そんな「問い合わせ」に…

インフルエンザにだけは絶対にならない

昼起きていないと夜寝られない。 21時30分前に電気を消したのに翌朝4時過ぎまで寝られなかった。夜行バスですら途中何回から意識が飛ぶ瞬間があるのに、それすらもなかった。気がついたら5時でもう6時だった。6時間30分も目をつぶったままでいると途中でその…

頭の中の石を取る手術

昨日の頭痛について、手帳には「頭の中にジャックナイフを刺したらたぶんこれぐらい痛い」と書いたけど、中世のヨーロッパでは頭の中の石を取る手術というものが本当に行われていたらしく、たぶんそれはこれぐらい痛かったのだろうと思う。 昨晩21時30分すぎ…

辛すぎワロタ

朝起きたら38℃の熱があったので手持ちのキットで測ったら陽性だった。都のホームページを見たら重症リスクのない人は家で寝てろという。しかし熱は38℃前後しか無いのに頭痛がすごい。体温計のほうが壊れていて、本当は40℃ぐらい出ているのではないかと思う。…

課金するほどEvernote使ってたわけでもないんだよな

福知山の事故の後は各地で電車が1メートルオーバーランすると全国ニュースになるという時期があったのだが、さすがに航空機でそういうことはない。737maxの壁は吹っ飛んだが。 日頃の行いが悪いのでキャリアフラッグに乗るとA767-300かA737-800にしか当たら…

キュビスムも結局具象画なのよね

国会図書館に行って、それから西洋美術館に行った。国会図書館のサイトには「混雑が予想されます」と来場者を脅す文面が表示されていたのだが、行ってみたら別にいつもの土曜日と変わらない混雑だった。たぶん今年の開館初日、5日は平日にしては混んでいたの…

美しくて儚い最低限度の「ふつう」の生活

スマホの電池が30%を切っていたので、年末に買ってスマホにダウンロードしていた『うたうおばけ』(くどうれいん, 講談社文庫)を読み始めた。通勤の時は紙の本を基本的に読むけど、電池の残りが中途半端な時は早く電池をなくして充電するために電子書籍を…

ジンベエザメだッ

東京に住んでいるとマンタを観に行くのは簡単だがジンベエザメとなると一番近くて海遊館に行かなくてはならない。一応日本でジンベエザメを飼育している4つの水族館にはすべて行ったことがある。かごしま水族館は鹿児島駅前(鹿児島中央駅ではない)といえ…

AIタイトルアシストで作られたどうしようもないタイトル

子供をダシになにかをやらせようという親はどこにでも存在するのである。 連休の終盤の夕方の上りホームというただでさえ混む時間帯なのに野球終わりの赤い服の人たちで更に混雑している。去年のゴールデンウィーク最終日の岡山駅のほうがまだ整然としていた…

今年はきっともう何も起こらないよ。

今年はいろんなことが起きているけど、たぶん正月にこれだけのことが起こったらもう何も起こらないよ。たぶんそう考えることのほうがずっと健康的だと思う。 トレンドを追いかけていても、自称専門家と、その事実を使って自らの正義を正当化したい人と、残り…

おせち消滅の余波

おせちを消滅させるところまではよかったが、おせちを消滅させると1月2日の昼に食べるものが餅以外なくなることまでは考えが及んでいなかったようである。昼は餅と漬物だった。 3が日は1年で一番何も起こりようがないとか書いてしまったのが悪いのか、十数年…