広島空港を舐めていた

広島、というより福山に行ったのに新幹線を使ったのは空港から福山やら三原やら尾道に出るバスの本数が少ないうえの思ったより時間がかかることがわかり、羽田に行く時間と空港からの時間を考えると新幹線でも大差ないというか乗り換えの手間を考えると新幹線のほうが楽だという結論に達したからである。

広島空港の場所を舐めていたというか、想像以上に辺鄙なところにあった。三原に近いところにあるということは知っていたので、広島市内まで1時間ぐらいかかることもわかっていた。三原に近いから県の東部に出るほうが使いやすいだろうと思っていたのだが全くそんなことはなく、空港から広島市内へは1時間に2~3本のリムジンバスが出ているが、福山へは1日6本しかない。三原に関しては4本である(2024年1月現在)。しかも広島駅へは時間以内で着くが、福山駅へは1時間以上かかる。広島空港は所詮広島市内へ行く人のための施設であって、三原・福山へ出るなら新幹線のほうが楽だということがわかったというのが今回の広島旅行の最大の収穫である。しかしじゃあ広島まで行くのに飛行機を使うかというと、前後のアクセスを考えると結局新幹線に落ち着くのではないかという気がする。次に広島に行くのはたぶん広島駅の新しいビルが完成して、広島電鉄のルートが変わった後、2027年以降だと思うけど、そのときはどうなるだろう。たぶん今と同じ家に住んでいたら新幹線だと思う。

ひょっとしたら冬場における東京~大阪間の移動に関しては新幹線より飛行機のほうが動かないリスクは低いのではと思ったりもした。関ケ原で大雪が降る確率と、羽田が大雪で使えなくなる確率を考えると前者のほうが高いのでは、という気がする。ただ、そのどちらに当たるかは結局運であり、日頃の行い次第だろう。