先輩って意外にかわいい絵描きますね

最近イラストを描きたい欲しかないのでイラストを書いてばかりいて読書が捗っていない。イラストに関しては大学生の頃「先輩って意外にかわいい絵描きますね」と言われた程度のものを描く。10年前から大してうまくなっていないことは前にも言及したが、描いたところでせいぜいインスタのストーリーズに上げる程度なので相変わらず公衆の面前に晒し上げるものではなく、よって今も大してうまくなってはいない。料理は他人に食わせるからうまくなるのと同様にイラストも公衆の面前に晒していくからうまくなるものだと思うのだが、そうしていないので多分これからもうまくはならない。しかしながら手帳にはいつも無地のリフィルが挟んであり、そこに描いたりするので、文具のイベントなどで手帳の中を見せるときにうっかり人に見られてもいいぐらいの上手さである必要はある。

イラストが描けるようになりたいと思ったのは「ポケットモンスターSPECIAL」のイエローを描きたいと思った、ただそれだけである。学年誌の連載で初めてイエローを見た時の衝撃が忘れられない。何の脈絡もなくイラストを描きたいって思うようになったのだから。

学生時代からイラストを描けることはあまりおおっぴらにしてこなかったのだが、イラストを描けることを明かした相手の中には何人か私のイラストを欲しがる奴がいて、人数としては地球上に存在する人類を分母とすると35億人に1人ぐらいの割合になる。中学生の頃は私の作ったキャラクターのイラストを描いてくれる友人などもいて、近い未来その友人を脅迫するときに使えるかもしれないと思っていたかどうかはわからないのだが、実家に行くとなんとまだそれが描かれたルーズリーフが保存されている。

その中学生の頃に考えたキャラクターのイラストを何も見ずに描き始めたらまだ普通に覚えていたし、ポケットモンスターSPECIALのイエローもまだ普通に描けた。こういうどうでもいい記憶力だけはある。