AIタイトルアシストで作られたどうしようもないタイトル

子供をダシになにかをやらせようという親はどこにでも存在するのである。

連休の終盤の夕方の上りホームというただでさえ混む時間帯なのに野球終わりの赤い服の人たちで更に混雑している。去年のゴールデンウィーク最終日の岡山駅のほうがまだ整然としていたような気がするが、きっと野球のせいだろう。試合後の巨人の選手の何人かがまさしく今このホームにいるらしく、写真やサインをねだる子供や、写真やサインを子供に貰わせようとする親がホームを右往左往していて無秩序に拍車をかけている。ガラス張りの待合室に入った選手たちをそういう人たちが取り囲んでいる様子はまるで動物園のパンダとそれを見に来た人たちだなと思った。
(2019年5月5日のノート)

この時は広島から東京までグリーン車で帰った。ひょっとしたら巨人の選手が横に座ってくる可能性が微粒子レベルで存在したのだけれども、隣に座ったのはどう見ても巨人の選手ではなかった。そもそも同じ列車でなかった可能性がある。

新幹線はもうグリーン車にしか乗らないと決めている。私は新幹線の座席に対して0.7人分ぐらいの横幅しかないのだが、そうすると横に座ってきた男が足を広げて1.3人分の幅を占拠する。最初はお行儀よくしていても、途中で眠っているとだんだん足が広がってくる。その境界線を超えてくるたびにその足を押し返す。その繰り返し。それが嫌になってグリーン車に乗るようになった。昔のように月1回のペースで旅行をする訳でもない。年に2~3回程度だし、そもそも新幹線に乗ること自体が減った。夜行バスか飛行機にしか乗らない。夜行バスは1人がけだし、飛行機の搭乗時間ならまあ我慢できる(羽田~那覇間ぐらいはさすがに考えるが、沖縄に行く用事がない)。しかしそうやってグリーン車に乗ると、だいたい隣には品のいい小柄なおばあさんが乗ってきたりする。客層が違うのだなと思う。