Hontoポイント経済圏

hontoポイントが5倍になったので、また本を阿呆のように買ってきた。相変わらず美術とか哲学とかの本で、小説とか随筆の類はまったくない。寧ろ最近買った内田百閒の『蓬莱島余談』*1をあまり面白いと感じなかったので、百閒もそろそろ潮時なのかもしれないと思ったぐらいである。読みたいと思ったら今度は電子で買えば良いのである。

しかしこないだのhontoポイント5倍クーポンで買った本がまだ読み終わっていない。これだけ阿呆のように買い込んだらまた次のhontoポイント3倍とか5倍までに読み終わらないのではないかという気がするが、そんなことを気にしてはいけない。いつ今日買った本に関係するジャンルに飽きるかわからないからである。事実買った直後に飽きて全く読んでない本などが普通に存在する(立ち読みした時は面白そうだと思ったのである)。

またそういう事態の防止のために文具を買ってポイントを貯めるという手段を取ることもできるのだが、今回は残念ながら文具は対象外である。

最近はやたらと東博や陶磁器関係の博物館に行く関係で陶芸だの山水画だのの本を読んでいるのだが、長く傍に置いておきたい本というのは入門の本ではなくて理論とかもっと小難しい本の類ではないかという気がして、何故かは知らんが折に触れて『造形思考』を読み返している。自分が絵を描いたり何かをデザインする訳ではないのだけれど。

*1:発売は去年の1月である