今日が金曜日でないことに絶望して朝起きられなかった

今日が金曜日でないことに絶望して朝起きられなかった。別にそれぐらいのことで絶望しなくても、とこれを書いている昼休みにはそう思えるようになったのだけど。別に何の心配事もないのに、何が不安だったりなにかにおびえているようなことはあの4月5月を思えば随分と減った。でも感情の揺れ動きの中を自分の意思で泳いでいくのではなく、その動きのうえに浮かんでいたい。それができないのであれば沈んでいってもいい。この世にいる人間たち、「ビジネスパーソン」を自称する人、他称される人は、「生存への志向」のようなものを持っていて「生き延びたい」という気概を感じる。そういう気概に満ちた本が本屋の平台に積まれている。自分はどうしてもそういう気概を持てない。転職活動をやめたのは病気になったのもあるけれど、「御社で働きたい」という言葉を発するのが、明らかに嘘だと自分で思ってしまったから。本当は働きたくなんてない。いや、そもそも生存なんてしたくない。生きている必然性を見いだせていないから。

私は存在しないで済むやうになりたい。私といふものでなくなりたい。全く、私は自分が秩序を得てゐると感ぜず、幸福を信ぜず、未来から何も期待せず、羅針盤灯台も港も目的地も持たないのである。
フレデリック・アミエル『アミエルの日記』)

Amazonで頼んでいたものが届いた。7点注文していたのが4回に分かれて配送されてきた。前からほしかったものだけれども、別にブラックフライデーだからといって安くなっている訳ではなかったから、単に運送業者の繁忙期をただ忙しくさせただけに過ぎないのは反省している。