カレンダー

カレンダーというものの存在意義がよくわからない。自分の予定が書き込める手帳のことではない。壁にかけておいたり、机のうえに置いておくものである。今は毎日手帳を持ち歩いているからそう思うだけだろう、と思われる人もいるかもしれないけれど、別に今に始まったことではない。実家にいたころ、自分の部屋にカレンダーがあったけれど、2~3ヶ月平気で放置するぐらいカレンダーを見ていなかったし、つまり2~3ヶ月前の月がそこに表示されていても全く気にならなかった。

壁掛けに限らず卓上のものもそうであって、むしろ卓上のほうが余計にそう思っているかもしれない。余白があって予定がかけるならともかく、そうでないものは何に使うのか。いや、予定なら手帳に書けば良い。ますます何に使うのか。だいたい卓上カレンダーの紙質といえば厚手のつるつるとした紙であまり好きではない。だから書き込みたいとは思わない。

でも年末挨拶といえばカレンダーが定番である。みんな「使う」からだろうし、事実会社でもらったカレンダーを配るとみんな喜んでもらっていく。相変わらずそれがよくわからない。