ドラフト会議の日ってウチじゃなぜか中継見ながら寿司食べるんだ

プロ野球のドラフト会議はネットの中継で最初から最後まで見る。17時過ぎに始まって、終わるのはだいたい20時30分ぐらいであるから、料理などを作っている暇はない。

昔はドラフト会議の日は1日なり半日なり休みを取って、スーパーで買った寿司を食べながら中継を見ていた。最近はアマチュア野球を以前ほど見られなくなってあまり知っている選手が多くないのと、銀座伊東屋のシステム手帳サロン*1が10月になったので休暇をそっちに回しているためドラフト会議の日は休んではいない。それでも支配下が終わるぐらいまでは中継を見ながら仕事している。

こういう生活を始めたのは高校生の頃からで、当時はまだドラフト会議は昼間に開催されていたので「今ちょうどドラフト会議やってるな」と思いながら化学の授業を受けていた。そしたら「これの計算は電卓が必要なので皆さん携帯を出して電卓を使っていいです」と言われた。これはしめた、と思って携帯電話を出して、電卓ではなくブラウザを立ち上げてドラフト会議の結果を観に行ったのが最初である。そして授業が終わった瞬間、ドラフトの速報をクラスの野球部に知らせて回るということをしていた。

次の年以降、ドラフトの表を予め作っておき、選手が指名されるたびにそこにメモしておくという奇行を10年以上続けていた。ほぼ日手帳を使っていたときは、その表が新年度のほぼ日手帳のメモページに書かれる最初の内容だった。

大学生や社会人の始めのころはアマチュア野球をよく見ていたが、特に好きなプロ野球球団はいない。普通のプロ野球ファンなら、「ひいきの球団が誰を指名できたのか、だと思う。しかし私の場合の興味は「知っている誰が指名されたか」である。だからドラフトを見ていると「あ、あの選手指名されたんだ~よかったね~」と思うのだが、次の日ぐらいになると指名されたことは覚えているのだが、どの球団に指名されたかを覚えていない。

*1:文房具の老舗銀座伊東屋でおよそ3週間にわたって行われるシステム手帳だけのイベント。日本文具界における三大奇祭のひとつ。