幅105mmはポストカード入れとしては厳しい

ショッピングモールで2~3歳児をかわしながら歩いていた時、この感覚が何かに似ていると思ったら歩きスマホをしている人をかわしている感覚だった。つまり歩くということより他に興味、注意を惹くものがあるということで歩きスマホは2~3歳児並みの注意力で歩くということと同じだ。だから歩きスマホをしたい人はパパやママに手をつないでもらうべきだ。そして向こうから人が近づいてきたり、後ろから人が近づいてきたら、ママやパパに手を引っ張ってもらうべきだ。そうすればドロップキックをかます必要もなくなる。

美術館で買ったポストカードなどを入れるためにリヒトラブから出ているmyfaというオタ活用のファイルを買った。美術館のポストカードだけでなく、観光列車でもらえる記念乗車証の類や1日乗車券などはコースターの形状をしているものがあり、それらを一つにまとめるためについにオタ活グッズデビューを果たしたという次第である。

それはいいのだがmyfaの純正の4ポケットリフィルのリフィル内径が幅105mmしかない。100均で売ってるハピラの4ポケットは110mm、コレクトのそれでも109mmある。105mmは厳しい。失敗した。写真入れにするか。しかしL版の写真を4ポケット×両面2×リフィル10枚の80枚も持っていないし入手できる自信もない。どうすればいいのか。これから集めればいいのか。L版の写真を?何の写真を?

そしてポストカードをどう並び替えるかという問題が起こる。買った順番か、それともある程度ジャンル分けするか。これはもはやキュレーションであり、碧ヶ浦美術館の展示を考えるキュレーションである。江戸時代の鍋島藩の染付からマーク・ロスコオラファー・エリアソンから金沢の成巽閣までカバーする美術館である。それを考えるだけで時間を吸い取られるのに、表紙にポケットがついており、またそのサイズがクリアファイルを入れられるサイズなので、今までそびえ立つクソのように買い込んだクリアファイルを表紙にすることができる。またそれをどれにするか迷える。迷いに迷った末、とりあえずイヴ・クライン展のチラシを表紙に入れた。入れたところで3連休は終わっていた。