高い色鉛筆ともっと高い色鉛筆

万年筆を買っていると文房具に関する金銭感覚がバグってくるのだけど、それでもさすがにカランダッシュのルミナンスは高いと思ったのと、六角形の鉛筆のほうが持っててしっくりするのでパブロを買った。カランダッシュで絞ったのは10%オフのクーポンをもらったからで、カランダッシュのECは買い物をすると10%オフのクーポン券がもらえる日高屋システムをとっており、無限にカランダッシュで買い物をすることを強いられる。万年筆を買っていると文房具に関する金銭感覚がバグってくるので消しゴムが1個500円ぐらいしても「まあそれぐらいするわな」と思う。輸入筆記具のボールペンの替芯なんて1本1000円弱ぐらいしても割とおかしくない。

でもそれでもパブロも十分高い。1本500円ぐらいする。コピックと同じぐらいである。しかし1コピックと考えればコピックユーザーもそれぐらいの出費を強いられている訳で、それほど高くないのかもしれない。しかもパブロは120色で済むのに対し、コピックは350色もある。

それでもルミナンスのほうにしかない色もある。パブロをどう頑張っても出せない色味があるので試しにルミナンスを1本買ってみた。1本800円もする。パブロ1本ルミナンス1本でなんと1300円ぐらいする。そして塗ってみたら柔らかい。パブロも柔らかいけどルミナンスはもっと柔らかい。塗っていて気持ちいい。持ち心地もよい。これで形が六角形だったら最高だったのだけど、六角形だとこんなに持ち心地がつやつやしないだろうと思う。

線は2年ぐらい前に買ったコピックマルチライナーを使って描いている。面倒くさい時はカランダッシュの849、ゴリアット芯の黒Fで済ませることもある。色の塗り分けのバリエーションというかどの色で塗るかを考えたい時はまず線画を用意する必要があり、その線画の用意がアナログだと面倒くさい。