東京国立博物館でも破滅した

ディズニーランドに最後にいつ行ったのかなんて覚えてないし、ディズニーシーには行ったことがない。でもみんな朝7時ぐらいから並んで、21時ぐらいの閉園までいるんだから、ディズニーが好きな人はすごいなと思う。東京国立博物館に8時間30分いて疲れ果てているのはまだまだその域に達していない

神護寺三像を見るためにまた「やまと絵展」に行くというミーハーなことをしてしまった。でもそのために2100円というも如何なものかと思ったので、本館、平成館(考古館)、東洋館、法隆寺宝物館と回った。本館だけは入ったことがあるから軽くしか見ていない。今年のはじめ黒田清輝の重文3点が公開されていると聞いて行ってみたはいいが、黒田清輝が展示されているのは敷地の外にある黒田清輝館だということを入館料を払って入ってから知った。だから本館だけ見て黒田清輝を見に行った。

よって8時間30分いたところでその全部をちゃんと見た訳ではない。8時間30分いて全部見切れる訳でもないから、ある程度ポイントを絞るべきだろう。あと、東洋館の地下などはヒンドゥー教の簡単な知識を持っていったほうがいい。

でも東博で一番おもしろいのはミュージアムショップの書籍コーナーで、日本史、世界史の概説から服飾、食文化までの一般書に加え他館展覧会の図録まで揃うため、日本最強クラスの人文芸術書店と言うことができる。たから本屋で普段行かない棚にあるような本も置かれている訳で、そういう本のなかにうっかり面白そうな本を見つけてしまった。5000円もした。そう考えるとやまと絵展の図録3300円が安く感じる。安くないんだけど。