日記のイデア

ニトリから今日荷物が届くと思ったら昨日だった。しかも不在票を見たらその時間はまだ家にいたはずである。だからおそらくインターホンに気づかずに寝ていた自分が悪いのだが、午前中指定なのに12時15分に来た向こうにも若干の落ち度はある(ない)。そして今日無事ちゃんと受け取った。

こんな寒い日の夕方近くになってわざわざ池袋に出てくる必要なんてあるのかと思いながら池袋に出てきた。15時30分過ぎという一番カフェが混む時間にカフェに行く必要があるのかとも思った。家の近くのカフェで読書して手帳を書いて、夕飯を買って帰ればそれで今日は終わるのに、である。でもニトリオンラインストアだと品切れになっているものが池袋のニトリには在庫しているので、それを買いに行った。ついでに鉄道模型のパーツなども買いに行ける。鉄道模型のパーツはブラックフライデーだからといって特別に安くなっている訳ではなかった。

純粋な日記なんて存在するのだろうか、と思った。というより「ただの日記」ってなんだろうか、という疑問が湧く。日記のイデアのようなものが形而上学的に存在するのだろうか。日付で区切られた欄の中に、その日付のうちに起きた出来事だけを書いたものが「純粋な日記」で、例えばその日起きていないことに関して書いたことを含んだらそれは日記ではないのか、しかしその日起きていないことに関して書いた、ということを書けばそれは日記であるのか。

いつの間にか寒くなった。気がついたら12月のほうが近くなっていた。11月は個人的には冬で、3月までずっと冬のつもりでいる。