年度末なので平日は殆ど死んでいる

それでとりあえず行きたい展覧会は消化しきったと思う。ところが3月になると「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?」というアイドルの曲名みたいな名前の展覧会が始まるし、もう図録が本屋で売られている「『シュルレアリスム宣言』100年 シュルレアリスムと日本」は思ったより面白そうだし、月末になるとアーティゾン美術館でブランクーシの展覧会が始まる。だいたいの日本人はブランクーシの名前をQuizknockの名作「無限倍速クイズ」で知る。しかしながらクイズ的には「空間の鳥」が代表作として出題されるが、日本国内で見かけるのはだいたい「接吻」*1である(個人の印象です)。

「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?」は国立西洋美術館という近現代の西洋美術を集める美術館で日本のコンテンポラリーアートを見せるという名と実が全く一致していない展覧会である。個人的にはこれのグッズが一体どうなるのか楽しみで仕方がないのだが、主催が国立西洋美術館単独なのであまり変なものは出ないかもしれないし、公式サイトのようなものも作家紹介ぐらいしかない。まだ開幕まで半年もあるモネ展は立派な公式サイトまで出来ているのにである。マスコミやメディアがバックについた展覧会のような派手なプロモーションもないので、わざわざ夜間開館日を狙わなくてもいいのではないかという期待も一方でする。

それでいて日本橋三越で文具フェア、日本橋丸善では世界の万年筆展と、万年筆界隈では3月は万年筆の季節である。そしてシステム手帳界隈も東京大阪神戸で毎週のように何かイベントをやる。大阪に行くことはたぶんないだろうけど、神戸は何が起こるかわからないので一応予定を空けてある。それでいて年度末なので平日は殆ど死んでいる。

*1:関東だとアーティゾン美術館と箱根彫刻の森美術館にある。