三越地下に来たソワレ

三越の地下にソワレが来ている。日曜の18時に行ったら多少は空いているだろうと思っていったのだがちゃんと待たされた。しかしこれでも空いているのかもしれない。地下の食品売り場の一角に突如現れたカウンター10席ぐらいの一角ではゼリーポンチ4種が供されるのみである。ソワレが来たというよりソワレのゼリーポンチが来たという感じがする。18時を過ぎても前述の通りの混雑なので皆さん頼んだものが提供されたら写真を取って食べてすぐ出てという感じであまりゆっくりするものではない。そしてゼリーポンチしかないのでコーヒーがない。

だからちょうど2週間前に京都のソワレに行ってコーヒーとゼリーポンチを頼んで、青く仄暗い店内で1時間ぐらい過ごしたのは贅沢だったのかもしれぬ。そして私が好きなソワレは、その青い空間のなかでぼんやりと過ごす時間を供してくれるものである。

三越でも開店直後はものすごく並ぶらしい。ものすごく並ぶのは京都の店も同じで、じゃあ京都の店に行けばいいじゃん、と思ってしまうのが何のしがらみもなく神戸あたりまでならゆるっとでかけてしまう私なのかもしれない。だからフットワークが軽いと思われるのかもしれない。

まあでも京都へ往復する時間を考えればまだ並ぶ時間のほうが短いのかもしれない。そしてあの月替りのショップカードもちゃんともらえたので文句は言えない。この店の恐ろしいところはショップカードが毎月変わるところで、私もこれでまだ3枚め、2月、3月、4月の3枚で、5月~12月が残っている。だから夕暮れの四条河原町で帰りの新幹線までどう過ごそうかと思った時、私はまだソワレに行く理由がある。定休日の月曜日でなければ。