ナイトモード丸善

普段のPCの作業ではデスクライトが要ると思ったことはないのだけど、イラストを描いたり色を塗ったりする作業になるとデスクライトが絶対に要るということがわかった。別に線画をトレースしたりする訳ではないのだけど、それでも要る。だからトレースなどしてしまうときはもっと要るのだろうと思う。

それにしてもミリペンで描いて色鉛筆で色を塗るとさも自分が絵が上手くなったような錯覚を起こす。よくない。イラストがどのへんまで行けばいいかというところなのだけど、みんながノートや手帳の端っこにスタンプを押したりマスキングテープを貼ったりするようなところにさらっとイラストで埋めるような、それぐらいのものが書ければいいなというぐらいで、キャラクターメイクをしたり、SNSに背景とかまでちゃんと描き込んだイラストを上げられるようにならなくてもいいかなとは思っている。そもそもアナログでやっている時点でそこまで大げさにやりたいとは思っていないけど。

丸の内丸善の3階にある「丸善の3階」は閉店1時間前になると「ナイトモード」になり、照明が暗くなるのを初めて体験してきた。そもそも閉店1時間前、要するに20時以降は3階のカフェも4階もレストランもだいぶ空いてくるので、わざわざ丸善の3階に行かなくても労せずして座れるから丸善の3階に行く必然性がない。しかしそれを体験しておくのもいいかと思い、19時半から1時間滞在した。20時をすぎるとゆっくりと照明が消えてナイトモードへと移行する。23時になると「消灯します」と言って通路の明かりが消える「サンライズ瀬戸・出雲」とも、18時になると何のアナウンスもなく突然照明がナイトモードへ切り替わるすみだ水族館とも違う。なるほどこれがナイトモードかと思ったが、作業をおえて出てきてから一体何だったのだろうかと思った。夕飯はそのあと大手町駅の地下にあるカレー屋で食べた。隣の立ち食いそば屋は混んでいたが、カレー屋は空いていた。