図録が後出版にならなかったのが惜しまれる

国立西洋美術館が盛り上がってきたのでますます行きたくなってきた。はやく行きたい。来週の土曜まで行けないけど。そして調べてもニュースに対するコメンテーター気取りのつまらんコメントばかりが引っかかって、肝心の展示に関する感想が一向に出てこないが、まだ今日からだから仕方ないか。

そう考えると「村上隆もののけ京都」のように図録が開幕後の発売にならなかったのが惜しまれる(むしろ図録は先行発売され、一般書店でも流通する)。そうしていたら絶対にこれも収録されただろと思わずにいられない。そしてこの「パフォーマンス」を補助線として、これらのパフォーマンスをした作家たちの作品を見ることになるだろうし、そうせざるを得なくなるだろう。そしてそのパフォーマンスを補助線にして図録も読んでやる。絶対に買ってやるからな。丸善で。

そういう村上隆もののけ京都はまだ図録が出ないのでCasa BRUTUSのほうが先に図録っぽいものを出してしまった。何しろ図録の発売までまだ2ヶ月弱もある。せっかくなので付録のついているほうを確保したのだが、付録のほうにはカードがついているのでカードを転売したい人が群がって大変そうな感じがした(この辺の転売屋と競合しやすい数百円~数千円で買えるものを集めるほど金に余裕がないので、このあたりの価格帯のものを争う大変さを知らない)。しかし付録なしは1000円、付録つきは1500円である。1枚500円のカード。付録がいらないなら紙の本の入手は容易そうだ。

ふつうのBRUTUSのほうの特集が水族館でこっちも売れているらしい。これと合わせて買うと税込み2200円を超える。それにしても、BRUTUSもCasa BRUTUSも何冊か持っているのだけど結局何の雑誌なのかいまいちよくわかっていない。